旅のしおり
プロフィール

Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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金山沢を滑る
  
 標高2290m休憩地より白馬三山
                 ひと滑りし、ランチタイムとした標高2290m地点からの白馬三山


去年小日向山に出かけた時、そうあの時、向かいの金山沢が気になった。昨シーズン、白馬エリアでは、白馬鑓温泉白馬大雪渓に出かけてはいるが、この金山沢とは縁がなかった。そして「気になる君」はいつしか「憧れの君」へと変わり、いつかは、と思っていたのだが、昨年のその小日向、今シーズンはシャルマン→笹倉温泉、そして昨秋剱岳北方稜線をご一緒させていただいた、高岡HCの山スキーメンバーが企画されているというので、オファー。仲間に入れていただいた。“あこがれのきみ”に会える時がやって来たのだ。どんな姿・顔で迎え入れてくれるだろう、心はいつも以上に弾んだ。

下山予定地二股ゲートに車を廻し戻り来て、栂池スキー場トップからさらに上の自然園(標高1830m)まで文明の利器の世話になる。ユウちゃんが所々適切な事務処理をされる。細々した面倒掛けすみません。途中ヘリスキーツアーのものと思われる音を耳にした。春だなぁと思った。今メンバー男女9:4、13名パーティー。平均年齢は還暦を少し上回っているが、すばらしい快速メンバー。BMI値高きおいらはこの高所ではすばやく動き回れな~い 途中からマイペース見失わぬよう距離置きながら、+時折写真撮るフリし、必死の思いで追いて行った
堂々自然園をゆく^^;    標高2375mより自然園を振り返る    標高2420m滑降地点にみんながいる
 堂々自然園をゆく^^;   標高2375mから自然園を振り返る   今回の最高点、標高2420m
                       中央に3人いる        この日は平和なゲレンデ風だが
                                         風雪、ホワイトアウトだと
                                         一瞬で地獄と化すこともありうる。
 
標高差130m程滑り降り、ちょっちランチ休憩。白馬三山始め山岳パノラマ、好天の下、山の空気をも楽しむ。ここが高所の雪山であり、これから標高差900mをスキーで一気に滑り下りる事を忘れれば、気分は正にまったりハイキングの途中だ
休憩後滑り込む前に集合写真    白馬岳山頂方面     雪渓上部に巨大雪庇
          滑降の前に     白馬岳(標高2932m)     杓子方向のコルに巨大雪庇

ほいじゃ、お楽しみのスキー。思い思いに滑ります。ランチした少し下まではザラメの安定バーン、かなり良かったのだが、標高下げるに連れ、ザラメながら底不安定やや荒れた深雪となり、それなりに四頭筋疲れた。が、自分的には沢の終了点までかなり滑りを楽しめた。出合にまだ水も全く出ておらず、バジリからの林道(標高1410m地点)に難無く上がれた。
思い思いに滑る標高2200m  標高2200m地点からの眺め  金山沢デブリランド標高1800m
上から見ると、やっぱ高度感がある。そして上部はかなり広い。 のち、所々デブリワールド

滑ってみたい杓子尾根  最後の快適斜面へ滑り込む  金山沢出合、奥に小日向山
早月尾根に似た杓子尾根、上部から左に伸びる尾根をいっぺん滑ってみたい。左の写真の中央やや右の谷筋に、小回りで滑り下りた綺麗なシュプールが一本だけ見えた。そうこうしてる内に、僕らはトイメンの小日向山(標高1907m)の頂を仰ぐに到り、最後の快適斜面へと吸い込まれて行った。喉の如き狭めでデブリ付きの最後の斜面はやや板進めにくかったものの、どこでも滑れてこそ山スキー、なんちゃって。無事通過し一服。目の前の“生還に続く林道”や周囲の景色をぼーっと眺めながら、安堵感に包まれると同時に、これで金山沢スキー滑降が終わるのだ、と言う寂しさ心に同居する自分がそこにいた。

林道に板を置き走らせる。たまに歩きそして登りながら。猿倉荘を通過し、どこからだったか‥除雪車が踏んだ雪道を滑り、時折斜面見つければ「オラこれ位滑れるんやぞ~」とカットも交えながら。 が、つ、ついにアスファルトが現れました。で、板背負い、二股ゲート車地点まで、距離2.6kmを歩いた。全員無事帰還
猿倉荘  スキー終了地点標高1020m  二股ゲートP地点

テン泊組5名、煮豆の河合ちゃんともここでさよならした。おいらは所用あり日帰り組。テン泊組は翌日この周辺をも一度楽しむ予定とのこと。そーいゃー「焼肉の肉忘れた~」と誰かが言っていた様に記憶しているが、明るい内からのテント内での仲間との楽しい夕餉・・・肉なしの焼肉はどの様なメニューへと変貌を遂げたのだろう ←余計なお世話。ともあれ気のおけない仲間・メンバーであろうから、いい夜だったに違いない。

さて、山から帰り来れば、そう風呂です。いつも駐車場の込み具合見ただけで敬遠してた超最寄の「おびなたの湯」。今日はそんなに混雑してない様だったのでそこに身を沈める。熱めなのが筋肉疲労に効いていい。午後の陽ざし柔らかな露天風呂からの山の景色も迫り来る感じでなかなか。
おびなたの湯  湯からの山岳パノラマ  ひとっ風呂の後
                                     殿方、ご婦人方待つ間のひととき

栂池スキー場からの帰り道、いつもの場所にいつも通り、福寿草が群生していた。ホントの道端なのだが、いつもここだけで見かける。登山の中でも比較的リスクの大きな山スキーという世界から無事帰ってきた安堵感・満足感に加え、温泉に浸かり、開放感にも包まれてる。もうこれ以上の幸せなしという時なのに、仏様の掌のような花びらが、さらにやさしくやさしくわたしの心を包んでくれた。
    福寿草①   福寿草②   福寿草③


最後に、今回も仲間に入れて下さった高岡HCの心やさしきアスリート的岳人たちよ、世話になりました。何と言っても山スキー楽しめましたし、経験値を一つupさせる事もできました。この場を使い、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。



追記 . タテヨコの比率からお分かりだと思いますが、今回はちっちゃいカメラに加え、イチデジも持って出かけた。やはりイチデジは現場の空気感が出せて良いですね。と言ってもディテールなどはまだアナログに叶わないのでしょうか。。。 とーに忘れていた銀塩の存在久し振りに思い出した。




この記事に対するコメント

山肌のあちこちに人が・・・
この時期2千メートル級の高山に。
コースはずれちゃったら大変・・・ってそもそもコースなんてないんですよね。
GPS、ビーコン、ツェルト、食料・・・スキーだけの腕前じゃいけない世界ですね。
【2010/04/12 23:49】 URL | hシェフ #- [ 編集]


♪hシェフ
この日はご覧の通り陽が差しほぼ無風で視界バッチリ!(^^)! 恵まれた条件。なので、ほとんどのスキーヤーが、大自然の中、好きにコース取りして滑ってました。 ・・・そうだね、雪山へ入るには、ビーコン・ゾンデ・スコップの三種の神器に非常用装備、また最近はルート工作にGPSがその力を発揮する様になりました。軽量化も大事ですが、諸々きっちり装備するべきですね。重くなるその分安心感が増します。滑りは迷走だども、一山屋としての自覚・装備はできるだけ抜かりなくしたいものです(^^♪ 
シェフのスキーいっぺん見てみたいで~す。山スキー、楽しいよ~。

【2010/04/13 06:51】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]


シュンちゃん、参加してくれてありがとう。
 連絡入れた増さん、とらちゃん大歓迎でした。シュンちゃんの人柄だなあ・・と思いました。高岡HC還暦メンバー・滑りの貪欲さ。見習いたいですう。
 今回のコースは、何か滑りのきっかけが掴めそうな感じでした。転びはしたけど、怖さは全くありませんでした。次の機会もぜひご一緒下さい。
 テントでは、雨が降ったら中止と、増原Lに云われてましたが、飲み始めたら、もう行きたくな~い!の感じでした。・・降って良かった。軟弱者のとら・河でした。
【2010/04/13 15:49】 URL | 煮豆の河合ちゃん #- [ 編集]


♪煮豆の河合ちゃん
改めて、今山行同行させていただきありがとうございました。金山沢実にいかったね~ 今シーズン条件のいい内に、も一度行ってみたいもんです(~o~)。高岡HC還暦メンバーの滑り、これまたすばらしかったです。驚きました。毎年一つづつ若くなってってるんじゃないかと思いました。また、斜度を怖がらなくなった煮豆の河合ちゃんの滑りも、めきめき上達してました。五十路ペアでまた一緒に滑りましょう、こちらこそヨロシクです。

>テントでは、・・・、飲み始めたら、もう行きたくな~い!・・・のとら・河でした。
分かります分かります、その気持ち~ ^^; テント生活って、それだけでもワクワクして、楽しいよね~
とらの尾じゃなくて“とらの××”につかまって、まった~りだったりして~~v-10
                ↑ おいおいなんやねん!

【2010/04/13 18:28】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]


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