旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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柳又谷方面訓練山行
 
  沢を下る-600ta
                       横山乗越を越え沢道を下る(標高835m地点・帰路)

朝日遭対協(朝日岳方面山岳遭難対策協議会)の、1泊2日秋季訓練山行に今回参加させていただいた。所謂民間の山岳救助隊の訓練山行です。訓練場所は北又小屋から柳又谷間。講師として県警山岳警備隊員2名を招き、訓練内容は「救助並びに柳又方面の地形及び登攀ルートの把握」というものでした。

前述の通り2日間に渡る訓練山行です。比較的大きく重い荷を背負い、まずは通い慣れた吊橋を渡りました。で、程なく河原へ下り、北又谷をそのまま黒薙方面に進みます。無風で紅葉も進む秋の穏やかな日ではありましたが、時折膝上までの徒渉。
スタート-1120  徒渉①  徒渉②
                     水のパワーというのもすごい。川底も一定じゃないし
                     ヌルっと滑ったりで、時折持ってかれそうになる

カラ谷乗越下まで来て一服。北又谷とはここでお別れ
後、そのカラ谷乗越、杉谷乗越、そして横山乗越と3つの峠を越えて、
つまり、3回登ったり下りたりして、柳又谷に到る事になります(下記地図参照)
標高差は然程無いのだが、でこぼこ沢道が足に集中力を要求してくる分、長く感じた。

2つの峠を乗り越し進むと、幻の桂の大樹がその全貌を見せてくれた
でかいでかい。。。本当にでかい。宇宙に通じてる様な、そんな感覚を覚えた。
またしばらく行くと、天然極上なめこがドンとありました!(^^)!!(^^)! 食材ゲットであった。
そして、最後の登りを終え谷筋を下がって行く時に、かなり大きいクマとの遭遇もありましたが
幸い難を逃れ、今回の目的地、柳又谷の河原に到着しました。
桂    なめこ    河原
            桂の大樹        天然極上なめこ      河原が見えてきた
                     ぱっと数えても150以上

一息つき、標高こそさほど高くないものの、複雑極まりないと言うか難易度超高いと言いますか、そんな今日歩いたルート、獣道的部分もあった手ごわい地形を振り返りました。そして、野営と食事の準備。これら全てが訓練でしょう。参加された隊員がそれぞれの役割をこなしてゆきます。部外者としてはその「プロ集団」的動きも勉強になりました。そうこうしてる内に、用意されたテント場ではない、人里離れた柳又の奥山は漆黒の闇と静寂そのものに包まれ、底の無い幕の中でシュラフに包まり就寝。


                   柳河原集合写真
                        2日目朝、出立の時

翌朝は青い空。横山乗越へ登り返しから始まります。登山道とは言い難い、獣道的なややこしい部分もあります。また、季節により草木の背丈もかなり違うでしょうから、一度や二度では把握し切れないルートだと思う。そして、3つの峠を越え、北又谷本流へ下り立ち、昼めし。再び、遡行。帰りは途中から小沢を右岸の林道に上がり、草木茂ってるものの、まあまあ歩ける林道を北又小屋まで戻りました。林道ルートはサカサマ谷に回り込んでおりその分川底を行くより距離がある。ようやく北又小屋が遠くに見えてきた(林道から)。見慣れた三角錐な定倉山が見えていた・・・左は裏定倉山。
横山乗越へ-700ta    ややこしい道を行く-500ta    北又の小屋が見えてきた-1120


今回歩いたトラックログ …標高はGPS値より
ログ-1150解説付
この山域は地形がかなり複雑ですのでロストルートし易い上に、クマも多い様です
入られる際は、オールマイティー的な登山技術と知識を要求されますので、十分ご注意下さい。

多くの沢屋の憧れでもあるこの「柳又谷」。自分の山歩きにおいてこの「沢歩き」というのはその指向嗜好ではないのだが、今回はそこのしっぽに到るルートを自分の足で確かめる事ができた。両日6時間弱行動しながらの実践訓練、幕営地でのさまざまな勉強、いい経験をさせていただいた。一般登山者がなかなか分け入る事のできない懐深き朝日の山中をこの訓練を通し五感で感じ取れた事、そして、このご縁に今感謝している。




この記事に対するコメント

なかなか行けないところに行ってきましたね。
こんなチャンスはめったにないと思います。良かったね!
集合写真を見ると知ってる顔が多くて、何んか場所の割には親近感を覚えます。
でも、やはり大変なんだろうね。
【2009/10/26 20:24】 URL | yamanouta #EExJr7xM [ 編集]


♪yamanoutaさん
地図見て一人で行けと言われてもまず入り込めない
デンジャラスなエリアに行ってきました!(^^)!、すばらしかったです。
そうですね、yamanoutaさんが、よー知ってる、そんな方々ですね。
特にnyamaさんのあの辺りの地形の把握力、ずば抜けていてました
なので、大船に乗った気分、安心してあちこちキョロキョロでした。
【2009/10/27 05:59】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]

大きい熊って、しゅんちゃんより?
ちべたそう~、ブルルッ・・・まさにサバイバル登山ですね。
五感に集中力要求されてそのうえ第六感も鋭くなったんでは?
んっ?五臓六腑にも応えたって?・・・そんなしゅんちゃんの声が聞こえてきそうです。
ゲットした食材、さぞかしおいしかったでしょうね!!
【2009/10/27 11:02】 URL | hシェフ #- [ 編集]


すごい経験ですね。
なかなかできないことだし、すばらしいですね。
しゅんさん、さらに頼もしくなっていきますね!


紅葉やなめこはご褒美ですね~
なめこのお味噌汁が飲みたい。。
【2009/10/27 13:11】 URL | ikumi #- [ 編集]


♪hシェフ
天然採れたての恵みは、しっかり食料になり、美味しくいただきました
今回の訓練山行は、ん~、探検・冒険的要素があり、いい勉強になりました。
クマは、おいらみたいにこ~んな華奢じゃなく、もっと大きかったものと思います、はい。

♪ikumi
無雪期は、登山道を歩く事がほとんどのおいらにとって
今回のメニューは、dreaming&wonder World と言えるものでした。
自然の恵み、紅葉は目と心を癒してくれ
なめことムキタケの味噌汁は、舌を唸らせ体を温めてくれました(^^♪

【2009/10/27 18:30】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]


道なき道を行く沢のルートは山スキーにも通じるところがありますねぇ。また、どっかへ行きましょう!
【2009/10/27 19:10】 URL | のり #SFo5/nok [ 編集]


♪のりさん
や~、道なきよな道行くの、山スキーに似て楽しかったです
「山に分け入る」感覚に、妙に内心わくわくしながら歩きました
やさしい山スキーならばおつき合いできます、またよろしくです(^^♪

【2009/10/27 19:46】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]

お疲れさまでした
お久しぶりです。なるほど、北又から柳又にこうすれば行けたんですね~納得しました。
焚き火は盛大にされましたか?
【2009/10/27 22:42】 URL | 三太郎 #- [ 編集]


♪三太郎さん
や~久しぶりです、たっしゃですか。
しっぽからはともかく、柳又への入渓はこれが最短ルートの様です
大きな声では言えませんが、焚き火はまぁ・・・豪勢に行いました
何せ、4人がその周りで、シュラフに包まり一晩夜空の下で寝たようです。

【2009/10/28 04:48】 URL | 管理人 #8XEONt72 [ 編集]


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