旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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夏山通信2009Ⅳ -姫たちにお仕えして・剱岳早月尾根-
  
  2820mより剱本峰-700ta
                           早月尾根 標高2820mより 剱岳本峰を仰ぐ
                   小粋に風車を背負ったスラリとした、自称「末期高齢者」



また剱岳かよーって聞こえてきそうですが。。。。。。そいがです、また剱ながです"^_^"。今回は二人の姫のお供として早月尾根からの一泊二日。桃太郎の鬼ヶ島じゃぁありませんが、「美女と野獣の針の山山行」と言ったところでしょう。


言わずと知れた「試練と憧れ」で気を引き締め、馬場島登山口(標高770m)をいざ出立。この長大な尾根にも大木が結構ある。姫、木と遊ぶ。途中1400m標示地点でお昼。ここでテン泊行者の二人連れとお会いする。そのお二人と前後しながら、行けど行けどこれでもかと天に突き上げるごとき尾根道を黙々と登り詰めました。っが、姫たちは息遣い一つ聞こえません。やさしげな見た目とは大違い、健脚。で早月小屋(標高2200m)に到着です。
試練と憧れ-900   木に遊ぶ-750ta   早月小屋-900


姫たちは元気です。受付済ませ、ここでは存在感あるマッチ箱ピークや平野方面の雲海眺めながら、みんなで早速外で喉と心の癒しタイムです。居合わせた60台半ばから後半。。。もしかしたらもう少しご年配か?と言う東京の兄さん方が面白いことをおっしゃった。「おれらは末期高齢者」だと"^_^"あちらの方は話が上手いと改めて思いました。そして千葉からの24歳の単独行者北川君。半強制的?に姫たちの話しの相手に。つーか本人単独行という事で、袖振り合うも多生の縁、楽しそうだった。良かった。
早月小屋に到着-900   小屋から本峰-900   憩いの広場-900


この日の富山平野、雲海と夜景    だった。
雲海-1150   夜景-1150
明朝早いので、天気に恵まれる事祈りながら早々に眠りに


翌早朝灯り点け小屋出立。最初の樹林帯を抜け切る標高2450mまで夜露で足元は少し濡れるかなとも思ったが気になる程でもなく、それとかけ引きしてもこの時期の早い出立は涼しくて殊の外歩きやすい。淡々と歩き、早月尾根ルートの岩場が始まった(標高2800標示先から)。前日1400m標示からご一緒的だったテン泊行者のお二人が身軽な姿でぐいぐい先行して行かれ、別山尾根との分岐も過ぎた山頂近しの所で下りて来られた時に再会。お二人は住まいが滋賀で京都で高校教師をしてるそうで「今日は北アルプス、明日は、甲子園のアルプススタンドで自分の学校の応援ですわ~」と言って下りていかれた。古豪平安高校だ。前日テン場にもお邪魔し楽しいひとときを過ごしている。そして10日前の別山尾根からの剱岳でも滋賀からのお二人とお会いしている。今年の剱岳、滋賀の方と縁がある。
岩の始まり-1150   岩場ゆく-1150   滋賀のペアと姫たち-900


そして姫たちも剱岳山頂(2999m)に到りました。
別山尾根からの多くの登山者が山頂をにぎやかにしていた。そこここの山頂と違い、達成感と共に大小あれど、程よい緊張感がどの顔にも感じられるのが、剱岳山頂の特徴のように思う。おいらはひとり静かに山神様と乾杯し、昨日小屋でご一緒だった北方稜線に行くパーティーを握手して見送った。
姫たちの山頂-900   ひとり乾杯-900


眺望には恵まれなったが、風のない暖かく、ぼんやり本など読みまどろみたくなる様な山頂を楽しみ、下山。登山は帰りに事故が多いですからより気を使って下ります。クサリ場も慎重に抜けてゆきました。と、小屋で朝食食べてから出ると言っていた千葉の北川君が上がってきました。記念にパチリ。姫たちも大喜び。旅はみちづれ、気が合うとすぐ友達になれる。若いと尚いい?? んーこれだから山は止められんね~。。でもあるのよ。もっともっと山への気持ちなど伝えたいんだけれど、束の間他愛のないことば交わし、お互いの無事を祈り分かれた。
クサリ場をゆく-750ta   北川君と姫たち-750ta 

パーンし、少し自然の雰囲気を。七色とはいかなかったが、虹が出た。白き虹も乙なものだ。まだ8時半ながに、にじである。あっりゃ~ばかなおやぢギャグだー。雪渓をバックに咲くチングルマも綺麗だった。一等好きなタカネマツムシソウも一ヶ所咲いていた。が写真が今ひとつだったので今回は心のネガにしまっておく事にしよう。
虹-900   チングルマ-900 

早月小屋に戻り、腹と荷を仕切りなおし、長い尾根を下がりました。下り始めすぐに降られたが、大雨にはならず、馬場島に戻りついた頃には雨は上がった。この下山時、昨年最年少10歳で日本百名山を踏破した少女美輝ちゃんとすれ違う。下河ファミリーである。世の中にはすごいヤツがいるものだと思うと同時に、この世に生を受けたった10年ででかいことひとつやっちまうと、次の目標見つけんの大変じゃないかなーなどと、登り行くその小さな背を振り返りながらそう思った。

松尾平辺りで、おいらちと腹痛。沸点の低い高所での半煮えのらーめんが良くなかったと分析するが時すでに遅し。姫たちにはきったない所は見せられません。先にいっていただき、そこら辺のヤブにしゃがむ。ん~んと力み用は足したのですが、、、、その直後がいけません。ハチかアブかにおしり刺されました。2002年の火打山でお会いしたf田女史を思い出した。あの時は彼女おしり刺されたと言うので確か同行のあらちゃん(誰)が薬を差し出した様に記憶。オラはまだ痛かったがそのまま下がる。食べものには気をつけなければいけませんね。
無事帰り着く-900



登るのも大変だが、ややこしい難易度の高い長い下山道。雨にぬかるんだ登山道にぬるぬるっぽい木の根っこ多数。今回はなかなかのものだった。馬場島で温ったけー湯に浸かり全身開放感に包まれる。穴と言う穴はみ~んな全開、開きっぱなしーと言った形容だ。脱力感開放感150% あーさっぱり。

早月尾根からの剱岳、なかなか手ごわい、と言うか年々ハードルの高くなる長大なルートである。馬場島から、日帰りしたり、即日山頂経由剱沢に下り翌日登り返し馬場島に下ったりした以前の様なモチベーション今はないが、地味ながら趣のある実に静かなルートだ。そして何と言っても「お供」の役目は果たせた。「姫たちが山頂に立った」・・・これが今の自分の満足感である。今姫たち達成感満足感はいかなるものだろう、そしてそれと対峙する形になるが、姫たちの大腿四頭筋の筋肉痛も今ちょっと気になる。それは何故かと言うと、帰り早月小屋から1600標示地点までちょっと先を急いだからである。ともあれ、無事に帰り来れた、良かった。

前回の別山尾根ルートからに続き、今回のこの早月尾根からの剱岳登頂。今回もさまざまなことを復習・確認しながら歩く事ができました。いい山歩きであった。




※ 標高はmy GPS値より

※ 夏山通信Ⅳと言っても他にも山には入っているのですが、流れと言いますかタイミングと言いますか。。。これは個人的な勝手気ままなBlogですので、オラ載っとらんにか~もあると思いますが勘弁してください「山好きはみんな好き」悪意はありませんので、です(^^♪。

※ 初日馬場島出立の時、甥っ子(蛭谷の)に後ろから突然声を掛けられた。場所が場所だけに驚いた。先月息子が生まれたのだが、名前が決まったと報告を受けた。大智(たいち)だそうだ。これからパパだね。今まで通りでいいんだけれど、ガンバレよ。彼は仕事で河川道を車でまだ奥に入っていった。





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