旅のしおり
プロフィール

Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
   since 2008(H20) 8.28 



リンク

このブログをリンクに追加する



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



カテゴリ



最新記事



月別アーカイブ



保勝会登山技術講習会2009
  
  保勝会技術講習会2009-430
                                         最新ビレイ器を学ぶ



6/27の朝日岳山開きまで今年もひと月半。それに先立ち今年も、所属する山岳自然保護団体「大蓮華山保勝会・・・おおれんげざんほしょうかい」の登山技術講習会が本日5/17、富山県警山岳警備隊から3名の講師を招き行われましたのでその様子を少し紹介です。


まずは、スリングによる簡易ハーネスのつくりかた、エイトノット&Wエイトノット、フィッフャーマンズノット、クローブヒッチ等のロープの基本的な結び方を確認し、スリング応用による救助の際の吊り下げ・引き上げを行いました。

ハーネス使用に比べやはりスリングは細いのであちこちに食い込み痛そうでした。痛そうと言うのは、私は肉付きがとてもいいのであまり痛さは感じなかったのです。ただ、実際の山岳事故現場で、救助されるような状態の人が痛さはまず感じないというのが、参加された経験者の方々の一致した所でした。また、腰部分だけ吊っても安定しないので、胸部、特に意識のない被傷者の場合は、ヘルメット等を活用し頭部までしっかりサポートすることをも想定しなければいけないことを知りました。
スリング活用-430  ハーネス装着-600
スリングをハーネスの代用に       やはり巾のあるハーネスは安定感ありです
細いので、結構食い込んだりする     重くはなるが、各種ギアを装着できるのも良い

簡易ハーネス使用による吊り上げ-430
救助活動を想定し、吊り上げてみる



続いて、ロープを張り
トップ、セカンド・・・後続・・・ラス前、そして最後の者それぞれの通過の仕方、やるべきこと
そしていわしを切って支点を作り、かつ流動分散方法も再確認しました。
 ロープワークⅠ   ロープワークⅡ

             ロープワークⅢ  

  ロープワークⅣ   ロープワークⅤ

支点作り-800

動作・仕組みが徹底して理論理屈通りに構成される世界
物理、数学、論理の世界
一つ一つの動作を確実に行わないと、即事故(命)に関わる
日常社会では常識的、時には良しとされる「ファジー」が
動いている以上ここ山という世界では存在しないし、許されないのだ。
緊張感ある、いい内容だった。



最後に、いつも山岳警備隊員や遭対協の方々が一緒である訳でもないし、また救助を求めても現場到着まで時間が掛かる訳ですので、救助隊がやって来るまでorヘリが来れる所まで自分たちでできる(初期)救助という事で、背負いバンド式、雨具・ザック併用式、ザック式、谷口式等を、講師陣が実際行いながら、「人を背負って歩く」方法注意点について講義くださいました。
担ぎ歩く-800



山はあくまで自己責任と良く言います。空がいつも晴れてばかりいない様に、いつも元気で帰って来れるという保証はどこにもない訳ですね。中高年が登山の主役となってきてる昨今特にその確率も高くなっています。それを裏付ける事実としてこの春は後立で大きな事故が相次ぎましたし、県内での山菜取りの方の事故もすでに何件か報告されています。複数でパーティー組んで入山すれば、事故の際そこにいるメンバーでのセルフレスキューの必要性が今後ますます重要となるでしょう。今講習会に出て改めて、「山を楽しむ」ことに加え、特に人を案内する際は「有事の際の対応」を常に考え、先読みした行動を実践しなければいけない、そう思いました。




この記事に対するコメント
講習会ごくろうさま。
いやー中身の濃い講習会ですね。
いろいろ学ばれたことでしょう。
また、岳人として一歩も二歩も成長されましたね。
数学、物理の世界なんて40年前に忘れた私には、講習会も無理でしょうね。
私らは今日濁谷に行ってきましたが、今日の悪条件の中では仲間に何かがあっても
ろくなことができないと思います。
今度から一緒のときは随分頼りになると期待してます。
【2009/05/17 20:20】 URL | yamanouta #KSV.X5qY [ 編集]


♪yamanoutaさん
や~何度聞いても、講習でやってみても、そういう職業でもない限りこれって
現場で実践ということがほとんどない訳ですから、なかなか覚えれませ~ん"^_^"
だけれど「心構え」「襟を立てて山に臨む」という気持ちだけはいつも持っているつもりです。
【2009/05/17 21:11】 URL | 管理人 #- [ 編集]


講習会お疲れ様です。
大蓮華山保勝会のみなさまのおかげで
安全に登山できていることを
本当に感謝いたします。

今回も夫婦ともども6/27の朝日岳山開きに参加させていただく予定です。
よろしくお願いいたします。
【2009/05/17 23:03】 URL | いち通行人 #- [ 編集]


や~、今日は山に行けなかった分、中身が濃かったです。昨年教わったこともほとんど
忘れてました。あれをほんとに実践するとしたら、ロッククライミングか、山菜取り?
動機はなんであれ、救助の時に役にたてばこれほど心強いことはありません。
数年前までは、「ハーネスってなに?」「ドイツ語でハーケンのことじゃないがけ?」
「ふ~ん・・・」って交わしていた感じが?
それを考えれば我ながら随分と成長したな~と。今度、ザイルとハーネス、シュリング、カラビナそろえて練習しよかなと。ただ降りるのはなんとかいけても尺取虫のように上がるのはのはちと厳しいように思った次第です。
【2009/05/17 23:07】 URL | hシェフ #- [ 編集]


♪いち通行人さん
当会は「山岳自然保護団体」。誰が見ていようが見ていまいが、本分にのっとり、山を歩く人たちが安全に、そして有事の際少しでも手際よく人命を守ればという考えから行動しております。
>今回も夫婦ともども6/27の朝日岳山開きに参加させていただく予定です。
それは楽しみです!今年も当日私は山開き登山隊本隊より一足先に、厨房に入りしお手伝いする通称「エプロン隊」を引率して小屋入りしてる予定です。会いましたらぜひ声をかけてください。

♪hシェフ
今年は雨天の為、屋根ありの所での講習となりましたが、内容濃かったねぇ。復習が大事、つーか、道具を持ち歩き現場で積極的にやってみることが技術習得の一番の近道の様に感じました。知ってればもしかしたらどこかで命拾いできるかも、ですね。お互いこれからも精進しましょう。
ところで例の、姉さんとの話しは和やかに冷静に速やかに終わりましたか~(何)
【2009/05/18 05:51】 URL | 管理人 #- [ 編集]


まな板の鯉、いうなりです。(合掌)
【2009/05/18 06:32】 URL | hシェフ #- [ 編集]


♪hシェフ
aちゃんにこどもらもいること
次世代に問題残さぬよう
良き解決方法、祈るですぅ。。。。
【2009/05/18 18:25】 URL | 管理人 #- [ 編集]

はじめまして
先ほどは掲示板に書き込み有難うございました。
今日は地元消防団の月例(第1、第3水曜日)でポンプ車で巡回してきました。
最近大きな火災や災害がなくてホッとしてます。
こちらは敷居が高くてなかなか書き込みが出来ませんがこれからもよろしくお願いします。
【2009/05/20 22:13】 URL | oku #m8JvC3AQ [ 編集]


♪okuさん
昨夜は消防の巡回でしたか、地域の為にもがんばっておられるのですね、
私など後ろ向き、隠れるように、今は何もしておりません"^_^"
少しは見習わなければいけないと思いました。
敷居が高いなどそのようなことは決してありません
何でもどんどん書き込んでやってください、お願いします
最近はokuさんの多才な「独り言」ひそかに楽しみにしています。
そして、こちらこそこれからもよろしくお願いします。
では、いつか、山でお会いする日を楽しみにしております。
【2009/05/21 06:18】 URL | 管理人 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://shunrin.blog64.fc2.com/tb.php/154-9cb7ce17
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)