旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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読了 「人情武士道」 – 2017.6.3(土)

人情武士道 - 20170603(土)

山本周五郎 「人情武士道」 読了。
周五郎初期、昭和八年から十六年発表の表題含めた十二の短篇集、
内二つは現代もの、、、と云っても今から80年以上前の発表ですが。

山本周五郎と云うと、私は藤沢周平とどうしても比べてしまいます。
どちらも私利私欲、損得より、武士として人としてあるべき生き方、
不器用でも、人からどう見られようとも、最後には一本筋を通す生き方、
そんな、心の在り様を描き出そうとしていることは似通ってるのですが、
日常起こり得るあるあるを地味に静かにつづることの多い藤沢周平に対し
「そんなことそうそうないでしょ!」を事もあろうに綺麗に織り上げてゆく、
切れ味鋭いでも深い、周五郎カッコ良すぎるじゃない!そんな印象残るものが多い。
その分、読者の心に深く長く刻まれる作品が多いのかも知れません。

集録作品
「曾我平九郎」、「癇癪料二十四万石」、「竹槍念仏」、「風車」、
「驕れる千鶴」、「武道用心記」、「しぐれ傘」、「竜と虎」、
「大将首」、「人情武士道」、「猿耳」(現代もの)、「家常茶飯」(現代もの)

個人的には「癇癪料二十四万石」「風車」「大将首」「人情武士道」が良かったです。
そして時代もんは語彙の読み方意味その言い回しに慣れるまで難しい、
抵抗感大ですが、読み手の心にぐっと訴えかけるのは、現代もんに比べ容易い。
本書には現代もの二話収められているわけですが、ん~今一つ。
現代もん書くのは難しいもんだなぁと改めて思いました。



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