旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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読了 「甲府在番」 ほか – 2017.5.12(金)

冬ごもり -20170512

松本清張 「甲府在番」 読了。
氏の作品と云うと「ゼロの焦点」や「点と線」などの推理ものがまず頭に浮かびますが、これは時代物。 罪人に佐渡や伊豆の島々に送られる追放刑があったように、役人が二度と江戸に呼び戻されることのない、山々に囲まれる甲府での任に送られる追放人事があったらしい。 そんな地にすすんで申し出てゆく主人公求馬。 話しはそこから始まる。

武田信玄の隠し湯のさらにその奥地に潜む秘密。 それに近づいてゆく求馬。 武田家が滅亡しても代々住みつく山口衆。 その子孫に導かれ奥山中の奥山に辿りつき、その核心に触れた時、物語の全容が開けてくる。 読み終えすばらしいと思いました。 史実に基づく、派手さのない渋い歴史山岳ミステリー小説。 取分け熟達なる山好きへお薦めです。

好きな作家ご贔屓な作家はみなさんそれぞれおありでしょうが、かと言ってどの作品も気に入ることはありません。 こうして色色な人の作品を読むと、時にすばらしい傑作に出会うことがあります(いわずもがな個人の好き嫌い)。 だから本(文字)という世界もすばらしい、そう思うわけです。

ほか、
池波正太郎 「正月四日の客」
宮部みゆき 「鬼子母火」
南原幹雄 「留場の五郎次」
宇江佐真理 「出奔」
山本一力 「永代橋帰帆」


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