旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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読了 「湯の宿の女」 ほか – 2017.4.14(金)

湯の宿の女 - 20170414(金)


平岩弓枝 「湯の宿の女」 読了。 表題含め十の話し(現代もの)が収められている。

殆ど作品らしい作品まだ書いてなかった無名とも云える彼女は、昭和34年の直木賞受賞により、有吉佐和子、曾野綾子両女史の才女ブームの波に乗せられ、27歳という若さでプロの作家として歩み始めることになったわけですが、本書はその翌年からの10年間ほど、つまり初期に書かれた作品群。 当時の氏と同年代、三十歳前後の様々な女性像を描き出している。 本人もこの間に、結婚、出産、転居、恩師の死、等人生の大きな節目をいくつも経験しているところから、無意識にリアル感も刷り込まれているものと思われます。

まーどれも似たり寄ったりな話しなんですが(失敬)、個人的に 「翳り」は良かったです。
そして氏の作品は時代ものが良い。と、改めて思わせてくれたところに本書の価値ありかな(笑)



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