旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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読了 「風の果て」 - 2016.11.12(土)

風の果て- 2016.11.12(土)

藤沢周平 「風の果て」 読了。 上下巻からなる武家もの長編。
石高異なる五人の幼なじみの行く末、それぞれの生きざま死にざまを、
結果執政の中心にまで上り詰める、主人公隼太(又左衛門)の目線で描いている。 

話し今と過去行ったり来たりなのでちょっとややこしい。 
子供の頃同じ土俵にいた少年たちの行く末。 
少年期それは友情に始まるが、先般の 「蟬しぐれ」 とはぐっと趣き異なり、
いつしか羨み嫉妬妬みに変わりついには命のやり取りに。おのおのの心の機微浮かび上がらせる。 

今の世にも通じる普遍的なる内容で、時代物ながら現代物ではと思ったり。 
読み終わりスッキリするよなしないよな感が残った。 
が、おこちゃまには分からない四十代後半からの大人な渋い一冊であることは否めない。

この新装版の解説、葉室麟がしているがそれも、
読後頭の中整理するのになかなか良かったです、読後なるほどと。


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