旅のしおり
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Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
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昭和な香りの紳士がやってきた -2015.9.24(木)

富山市のn氏 -2015.9.24(木)
                                                  
トンネル通れなくなってから奥様とふたりで来たのが最後というNさんが黒薙に一人で来られました。 私がお会いするのは初めて。 片脚引きずる様にかばう様にロープに摑まりながら歩いて来たよとおっしゃり、「大丈夫?ムリはいけませんよ」と思ったが、その後に黒薙に最初に来たのは75年前だと云われ、真に驚いた。 そんな昔に来たことのある人初めて見ました会いました。 

当時の黒薙温泉の事話されました。 自分は子供の頃体が弱くて父親に病を治すために連れて来られたと。 当時の黒薙は「休養・癒しの場、保養の場」ではなく、「医者が見放した病を治すために来る場所、湯治の場」であったと。 今の世で云えば秋田・玉川温泉のよな類、多くの人が救い求め訪れる地であったのでしょう。 岩魚が泳いでる池があり、すぐ横に源泉が脈々と流れ込んでおり、桧か何か憶えてないが薄暗い木の湯舟に入ったと。 そして黒薙は湯もいいが、水がとてもいいんだよ、とも。 自分の体験からいろいろ聞かせてくださいました。

また、昭和16年に尋常小学校に上がるも、12月に日本が真珠湾攻撃仕掛け戦時体制に入ると、学校も国民学校と名が変わり、5年生で終戦を迎えたと。 ほろ酔いで話された。 浴衣の着こなしに、ゆったりした食事の摂り方、熱燗を、おちょこが置いてあっても湯呑みでいくあたりカッコ良かった。 昭和一桁生まれ、若き日々を戦中戦後の混乱の中に身を置かざるを得なかった一人の男の話しにひと時聞き入ってしまった。 

生きてたら94な私の父より一回り以上お若いのですが高齢は高齢。 はたちで父を亡くしてる私は、この様な方にお目にかかると、興味と云うか話しをしたいと云おうか、そんな気持ちになります。  父が生きていたら、4年に及んだシベリア抑留暮らしの話し肴に一杯飲りたかったですし、「人生」を教えてほしかった、という思いがあるからでしょう。 

6,7年前一緒に来られた奥様は他界されたそうで、「独りだが、娘の許可が出たら又来るよ」といって、往年の紳士は背広に山高帽かぶり、降り出した雨に傘をさし、ゆっくりながら静かに一歩ずつ確実に歩を進め宿を後にされた。 感謝、心の中で合掌。 ありがとうございました、貴重なお話し聞けてうれしかったです。



夜勤最終日は、残酒ならぬ残飯整理的晩メシ、と云っても
これがまたヘルシーでんまいがです。好きです、こーゆーが(^^)/
晩メシ -2015.9.23

下がる日の賄い 
コンビニにもスーパーにも、本屋にも行けない、
そしてネット環境もない奥山では食べる事は大いに楽しみです。
前日まで、ぽっとんレトルト丼続きでしたが通常にもどる。
今日の賄い -2015.9.24(木)



繁忙なるシルバーウィークは終わった。 「お疲れさん、疲れたでしょ、ゆっくり休まれ」 とは世で良くいうねぎらいのことばですが、何てことありません。 100%とは云えないが体は一定時間横になればそして眠りに身を任せれば戻ります。 が、この黒薙・小屋番稼業に加えて大切なのは「人をもてなす心」です。 そして自分の心、精神が疲弊してると、質の高いやすらぎ時間をお客様に提供できない。 高飛車な客扱いする山小屋主人や販売員に遭遇したこと幾度かありますが、いただけない、心が疲れているのでしょう、人は品がなきゃね。 私にとって「休む」とは、体はもちろんのこと 「心を充電すること」 でもあります。 さてどうやって自分の心を充電しましょう(笑)


おまけ
冬季歩道で冬の運動中なりな昔(20年程前)。 冬季閉鎖なので入れませんが。
そして現在は、お客様は営業期間中であっても通れない。
黒薙温泉入口にて


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