旅のしおり
プロフィール

Author:シュンちゃん
還暦。思えば遠くに来たもんだ。人の命はいつか必ず果てる。生きる軸足である山のほか、本にしおり挟むよに、趣くまま時折生きし証ここにつづる。齢ゆく者のボケ防止備忘録ブログです。適当におつきあいください。
   since 2008(H20) 8.28 



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朝日岳山開き2010
  
  山開き神事-100626(土)
                                    山開き神事、厳かに執り行われる
                (今年は天気が悪いので、朝日神社・朝日岳に向かい、小屋の中で)

北アルプス 朝日岳(標高2418m)が山開きした。同時に例年通り山開き登山会が開催され、神事が執り行われた。多くの人々が集う行事にあたり、食事他小屋仕事の手伝いに、小屋入りする通称「エプロン」の引率責任者として今年も参加。当日小屋入りする18名全員の上山そして全員無事下山の為に微力ながら協力させていただいた。僕らエプロンの上下山含め今山行の様子紹介です。

 北又小屋出立時-100626(土)  1合目-100626(土)  オオサクラソウ-100626(土)
      北又小屋出立前に      “ ザ・まぼちゃんショー ”     オオサクラソウの群生
  先行部隊は1合目で先へ     ・・・和む(1合目)   8合目前後、すばらしかった

 イブリ山頂-100626(土)  夕日ヶ原-100626(土)
       本隊、イブリ山頂           夕日ヶ原をゆく
 先行部隊が鎖場下から手を振っていた

前朝日岳横へはほんの少し雪渓をトラバースしながらも夏道にほぼ忠実にかけ上がった。そして疲れてると結構くる最後の最後の雪の長い緩斜面は、もう目の前である小屋での「泡の出る燃料補給」「いっときのやすらぎ」「友との再会」そして「お手伝いの不安緊張、自分の立ち位置はどこ?」…そのバランスは各自違うのだろうが、誰もがそんな事心に描きながら淡々粛々と詰めていた様に最後部から見ててそう思った。そして確実に本日の最高標高地点(バンザイの丘)はやってきた。風があり、辺りはすぐにガスってきた。で、全員無事小屋に到着。

一休みし身を綺麗にし、それぞれができることでお手伝いです。厨房・食堂は、体がよく動く若い力が似合うし、お客さんから見た時ビジュアル的にもいいと思う。そのほが元気出るもん。
 渋ちゃんと再会-100626  食前酒サービス-100626(土)  隊長、リーダー-100626(土)
        渋ちゃんと再会     夕食時にサービスされる   登山隊長リーダーほかの方々
 室堂でなかなか会えなかった      食前酒の準備も万全    お客様の食事中に懇親だ

僕らエプロン・お手伝い組は、影の力持ち、理由無く表で目立ってはいけません。なので、お客様の様子は敷居が高くて無いのですが、エプロンなど下々の夕げの様子です。どこかで見かけましたら気軽に声をかけてやってください。
 夕げ①-100626 夕げ②-100626 夕げ③-100626
                        浜ちゃんやねか~

 夕げ④-100626 夕げ⑤-100626 美女と・・・-100626
  人気急上昇中 はっぱ隊長


翌朝はけっこう大きい雨に風もあり、ご来光目指す朝日岳山頂への登山は残念ながら中止となりました。お客様は朝は比較的ゆっくりされたものと思います。そして山開き登山隊が下山して行った後、天気が悪いので僕らエプロンも早々に下山体制に入った。
 夕日で集合写真-100627  夕日②-100627
     夕日で集合写真       エプロン、隊を乱さずゆく
  きつい道登り、手伝いこなし
そして、この余裕。いいじゃない。

 新旧道①-100627  新旧道②-100627
      9合目⇔イブリ山頂間、今年から新道となった。

 7合目下さがる-100627  6合目上から-100627
       7合目下をさがる       6合目上から
 新緑がまぶしい程ステキだった       富山平野を望む

 北又着-100627
                  エプロン、無事北又小屋に帰る

北又小屋⇔イブリ山間例年煩わされる虫もyamanoutaさんに教えてもらったハッカ油(myブレンドもんだが)、のおかげでほぼ気にならず。スプレーも良いが、汗っかきの自分は、直接手に取り、香水…などと言うものには全く興味も縁もないが…の様に耳裏や何ヶ所かにつけても効果バツグンだった。マーキングとしても使えるんじゃないだろうか…そんなようなこと下山時banちゃんとの会話から思った。また、例年そうなのだが、今年のエプロン部隊は特別、チームワークが良かった様に思う。すばらしい「ペースメーカー&ムードメーカー」まぼちゃん、サブリーダーのyamanoutaさんありがとうございました。そして一人一人が良かった。みんな言う事聞いてくれてありがとね。取分け疲れたまってる翌日の下山はすばらしい歩きでした。話しは前後するが、小屋では、今年もお客様始め、関係者のみなさんのとびっきりの笑顔に出会えた。遠く県外から手伝いに来てくれた方もいた。まぁ近くにいてもなかなか会えないってことも今は日常な訳で、とても懐かしかった。この様な再会、歳を重ねるごとに大きな楽しみ、喜びとなってきている事も否めない。

さて、北又に着き、しばらくしてお客様の車が温泉に向け出発して行った。そして名物?ぶっかけそうめんにおにぎりいただいて落ち着く。また今年は所用で参加できなかった我らが「朝日小屋応援団長・まさおちゃん」が北又小屋にかけつけ苦労をねぎらってくださった。あれこれあるだろうにありがとうございました。こうして今年のエプロン部隊は、無事小屋入りし任務遂行し、そして無事帰還した。温泉に下がり、最近めったに入ったことがなかった小川温泉の「ホテル」の湯に身を沈め、さっぱりして帰宅。

高山植物の宝庫と言われる山域に位置する、朝日岳が山開きした。そこに北ア最北端の営業山小屋 朝日小屋がある。取分けここの、妥協・手抜きを許さない、そして進化し続ける夕食は逸品であると思う。一度ならず幾度も賞味する価値ありです。「花と食事」を楽しみに、何度も訪れてみてはいかがでしょう。




初雪山からの朝日岳
 
朝日岳丸見え-1100白金の頭方面-1100
                初雪山からの朝日岳            白金の頭への稜線、そして劔岳


朝日岳や朝日小屋から初雪山がよく見える。春になり朝日小屋にゆく機会に恵まれ小屋入りした時、どうしてもその頂を目で追ってる自分がいる。そして無雪期だとそれはひとつの穏やかゆるやかな一つの頂にしか見えないのだが、積雪期のそれは山名のきれいさに、夢創塾から大地まで夏道が拓かれたこともあり、「ことに、オリオンの下に冷たく光る積雪期がいい」とは湯口康雄氏のことばであるが、初雪山は、ここ7,8年で、山スキー愛好家ならずとも人気急上昇も一段落といった、越中の名山に名実ともなった様に思う。

この処目にする朝日平からとは逆に、初雪山から見た朝日岳(朝日小屋)方面と、一本下がって白金の頭への稜線の一枚です。初雪山、海に近い割には実に岳人の心そそる山である。

山の上行きゃー寒いくらいだけれど、ひらばは今梅雨
雪山の写真眺め、少しでもさわやかに過ごしていただければと思います。



静寂の朝日岳2010 -Ⅲ…下山(完結偏)
  
  バンザイの丘-100620
          世話になりました。ありがとうございました   バンザイの丘で最後の別れ

翌日は、まぁまぁの天気に恵まれ、朝食前に13名が朝日岳山頂(2418m)に登頂。
私は前朝日岳まで三々五々朝の雪上散歩と洒落込んだ。ほんのちょっと標高を上げるだけで、朝日岳がまんまるでとってもお茶目に見えるし、朝日平、小屋周辺全景もかわいく見える。またここはいわゆるゴタテ(後ろ立山連峰)の山域であり、柳又谷を覗き込む場所までは行かなかったが、北アの峰々、劔岳も望めるので、そういう意味でもお気に入りな場所です(あくまで時期超限定ですよ)。
 前朝日から朝日岳-100620
   前朝日岳から見る朝日岳

胸中にさまざまな想いを秘め、では、下がりましょう。
 夕日を下がる①-100620 夕日を下がる②-100620 夕日を振り返る-100620
              夕日ヶ原を下がる               夕日ヶ原を振り返る

イブリ山頂で、後発2名除いて全員揃ったので集合写真に収まってみる 
 イブリ山頂-100620
                 ※ 手違いでオラだけ写らずでした

昨日登って行く時まだほんのつぼみだった高山植物が咲き始めてた
静かに静かに、一生懸命に、凛とその命咲かせ始めていた
人もこうありたいものだと、改めてそう思った …がなかなかできない
 オオサクラソウ-100620  キヌガサソウ-100620
                オオサクラソウ                        キヌガサソウ


5合目まで来た。大蓮華山保勝会(おおれんげざん ほしょうかい)の方々がおられた事もあり、大休憩となった。どいひろ組から温かなワンタンを頂戴したし、他の方々もいろいろいただきました。そしてみんなそれぞれ小腹を満たしながら、足腰を休めた。
          5合目①-100620   5合目②-100620

5合目からはきれいに草刈りされたすっきりした道を下がる。床屋行ったなり・さっぱりって感じ。下草刈られてると足元明るく、特に起きやすい下山時の事故が減ります。ありがとうございました。
 1合目を後にする-100620     北又着-100620
       1合目を後にする             北又小屋に帰る


皆さんのおかげで楽しく過ごせ、全員無事に帰り「静寂の朝日岳2010」はこうして終わった。終わったが、少しずつセピア色に変わり、一つ二つの点となってゆくだろうことは否めないものの、「あの時を一緒に語れる」、今回参加された22人のそんな「思い出」ってやつは、ずっと終わらない。。。と言うか今から始まるのかも知れない。

また、今回2日に渡り送迎してくれたhシェフにはっぱ隊長に、カズキ。そして、清水さん始め「手抜きのないいい仕事」で気持ち良く過ごさせてくれた朝日小屋のみなさん、世話になりました、ありがとう。また逢う日まで。



   ・・・ 完




【5合目から下の個人的備忘録】

§ 5合目で、来週の山開き登山会に備え、草刈りなどの登山道整備を行っている、所属する大蓮華山保勝会のメンバーと会った。安達さんにnyamaさんに章ちゃん、さっちゃんに会長に邦夫さん・・他にも何人かお会いした。章ちゃん、さっちゃんには冷たい泡の出るガソリンを頂戴した。ありがとうございました。

§ 北又小屋に着くと、イワナの放流ややはり草刈り、そして小屋の整備に来ておられた、よもちゃんにbanちゃん始め、またまた多くの保勝会の方々に会った。誰が見ていようがいまいが、自分のできることで役に立とうよ、という大蓮華山保勝会スピリッツを再確認、感謝した。ありがとうございました。



静寂の朝日岳2010 -Ⅱ…小屋にて
  
  老子の乾杯で夕げ始まる-100619
                              酒呑老子氏の乾杯で夕げは始まった

少し早めにその夕げは始まった。と言っても「一軒目から二軒目に行くような、ちょっと場所変えて・・・的な」、多くの男性陣はそんな感じだっただろうと思われる そして酒呑老子氏の乾杯で、またのどに流し込む。今日は小屋のスタッフと一緒に夕食となった。
 ゆうげの様子-100619 「山バナシ」という花が咲く-100619 辰ちゃんの歌が出た-100619
 みんないい顔してるねぇ    老子熱く大いに語る       たっちゃんの歌が出た

 夕げスナップ②-100619 夕げスナップ①-100619 朝げスナップ①-100620
 以前に比べ2ショット多い二人  ‘ヤマバナシ’という花咲く   大先輩から学ぶ、か?

 スタッフ・・・主に-100619   チャルヌードル-100619
 小屋のスタッフ  …ん?    食べ、そびれた~
    違和感、全くナ~シ     らーめん食べてる夢見た



  朝日小屋の夕食
 夕食-100619
 今年は富山名物「ます寿し」が加わった。どんどん進化している
 スタミナ補給と共に、居ながらに昆布締めにます寿しと言う‘富山名物’がいただける

  朝日小屋 朝食
 朝食-100620
 程良く飲んだ翌朝は、味噌汁にごはんが、とても美味かった


小屋の中は、正に雲上のオアシス。食事も美味いが布団もふっか・ふか~
居心地良すぎて、ここが標高2150mにある山小屋であることを、ふっと忘れてしまう事が今でもある。

夜は、ワールドカップ、日本VSオランダ戦をみんなで長なって観戦し・・・っておいらは前半始まってしばらくして、すぐウトウト夢ん中、デカイ声するごとに時折起きたような気になってただけでほとんど寝てた模様。サッカーが終わり部屋に戻り、起きてる人がいれば寝てる人もいたが、ベッドメイキングが良かったのか、不覚にもまたすぐに寝入ってしまった

 ・・・つづく



静寂の朝日岳2010 -Ⅰ…上山、小屋入り
  
  8合目上をゆく-100619
                                 8合目上(標高1680m付近)をゆく

今日は、北又小屋(標高710m)から、地味できついイブリの尾根を登りイブリ山(1791m)に到り、夕日ヶ原を経由して朝日小屋(標高2150m)に着き、夕食前まで。天気回復せずで山頂に行く時間はあったものの、沈殿決め込む。

 北又小屋出立前に-100619  それぞれのわたり方?-100619
  北又小屋出立前に全員で   いきなり標高は下がり
                         それぞれの渡り方で

1合目で隊を3つに分ける。1班 : ikeike班6名  2班 : 松田班6名  3班 : 富山橋班10名
私は3班と行きました。なので写真は3班に偏ります、悪しからずです。
 5合目-100619  3班イブリ山頂-100619
          5合目の様子       3班、イブリ山頂にて

      ガスの夕日ヶ原に突入-100619        朝日小屋に到着-100619
      夕日が原は迷走原野と化していた          朝日小屋に着いた 
      ※yamanoutaさんとこから拝借         変わらずガスん中だった

夕日が原を渡りきった頃、哲也が「きゃっきゃっ!」と自然児と言うかお猿のよな声出しながら、前朝日へ駆け上がる夏道下まで、背負子のいでたちに温かな紅茶持って出迎えに来てくれた。3班全員バテた者もおらず淡々粛々と玄人ぽく進んでいたのですが、お迎えは嬉しいもんです。温かな紅茶がのどを潤した時、心身両面で“その温かさ”の真の意味を感じ取ったのは自分だけではなかったと思う。そしてそれは小屋番清水さんの心配りからのものであることも即感じた。哲也、久しぶりの里帰り?でゆっくりしたかったろうに、さんきゅう。

ほどなく小屋に着いた。全員無事に。
先着順に-何はなくとも江戸むらさき(古っ)-じゃないが、燃料(ビール、日本酒、ウィスキーとも言うらしい)補給。先着班はすでに宴会モード華やか。静寂な大自然の中の雲上のオアシス朝日小屋の中では、久しぶりの再会もありで嬉しさでくちゃくちゃに大盛り上がり。もう、懇親か、アトラクションか、はたまた生けにえか(失礼)。○きちゃん中心にもう 爆裂ぅ

こいことでいいがかよ~ ・・・いいがです。生きてて、厳しいこの山道天気悪い中歩き登って来た者だけがこうして楽しめるのですから。いーがです。そして前述、山への「「想い・嗜好・考え方、従ってそのスタイル」異なれど、そこはほれ山好きに変わりなし。時に生死分かつ現場見たり自らも体験してきてる者多く、小屋の中では相手のすることに、目くじら立てず・文句挟まず、背を向けず、自分の身の置き場考え、そして、だけれどシラケず・・・そんな気づかい・寛容さを皆さんに感じた。和やかなムードの中で気持ちよく酔い、それぞれがそれぞれの過ごし方で夕食までの時間を、漂い楽しんだ。
  
と、まぁ食事前でのこの盛況ぶりに、今夜はいったいどうなるんやろ~ 楽しさの中に、大いなる期待と「寝られるんやろかー」と言う不安が、まだ夕食前だと言うのにすでに入り交じり始めていた

 ・・・夕食会へつづく


※「哲也」と言うのは同名のワンちゃんではありません
  ワンちゃんには違うことで今回いろいろ世話になった。 


静寂の朝日岳2010 -予告偏
  
  朝日小屋後にする前に集合写真-1200-100620(日)
                            朝日小屋を後にする前に 2010/6/20(日)

今年も「静寂の朝日岳」に出かけた。富山・金沢の、錚々たる実力者・強者が集まった。
山への「想い・嗜好・考え方、従ってそのスタイル」異なれど、気持ちのいいメンバーだった
「静寂の朝日岳に、熱き岳人達」 まずはみなで収まった集合写真のアップです。
ほか後日、の予定


朝日小屋小屋開け2010
  
  空輸の様子-100612(土)
                                            ヘリによる空輸の様子

北アルプス最北端の営業山小屋である、朝日小屋が、先日の偵察山行から2週間後の6/12(土)に小屋開けしました。

昨年はフライト予定日が終日小雨霧雨の為に、ヘリ飛べず、結果荷造りからヘリ輸送完了までに3日掛かったのだが、今年はヘリ・天候始め、幾つかの要素が上手くつながり、たった1日でこれらが完結した。それは近年稀に見るスピードでの作業終了。北又ヘリポート・荷揚げ班の自分は、雲上の小屋の様子は想像の域を出ないが、荷揚げ北又組の様子を、写真日記的に残しておく。

物資が林道をゆく 荷揚げの様子-100612(土)
                北又に向け物資ゆく                      荷揚げの様子

                   コクピット-100612(土)




北又地上班の作業が終了。上の小屋は作業に追われているものと思うが、こちらは一足先に、安堵感・開放感に包まれ、夕げ、打ち上げとなる。海川山のうまいもんに岩魚の骨酒も振舞われた。北又のヨネ仙人、孝子さん、陽子さんの心こもった料理に、集まった心ひとつの仲間たちの話しは弾んだ。またカズキお手製の「ホタルイカの沖漬け」絶品だった。ご馳走様でした。
  囲炉裏で川海もん-100612(土)  北又小屋夕げ始まりの頃-100612(土)  日帰り親子-100612(土)
                                                 日帰り親子帰還

   北又小屋夕げ中頃-100612(土)  みんなで歌う-100612(土)   一旗歌う-100612(土)
    はしゃぎ過ぎず、飲み過ぎず、いい時間空間の中、どこからともなく歌も出、みなで歌った
    人一倍無口でシャイなカズキが、‘夕日が原慕情’歌った。ちょっとじんときた。

           定宿-100612(土)  北又小屋朝メシ-100613(日)
                 おいらの定宿             北又朝メシ


今年も、それぞれなんやかやと忙しい中、多くの有志の方々が集まって作業は進んだ。そして、朝日小屋に集う仲間たちの気持ちも乗せて、荷が揚がり、人が常駐体制に入った。今シーズンが始まった。朝日小屋に幸多かれと祈る。

これを書いてる今日6/13(日)北陸地方梅雨入りと報じられた(昨年6/3)
きわどいタイミングでうまいこと揚がったもんだ。全てが神業的と言える今回の荷揚げだった。



小さな旅 - 続・富山駅前放浪編
  
  小さな旅-1006①
                             シネマ食堂街に静かに夜の帳下りる頃
                      周辺では、また新しい‘箱もん’の工事が進んでいた

昨秋出かけたっきりの富山駅前シネマ食堂街に、近所のきんちゃんあっちゃんと出かけた。
あの怪しい世界にひとつ足を踏み入れてみよう、と言うこと(笑)
自分の趣味・嗜好におつき合い願ったという意味合い強かったかもしれない
そしてそれは、黒部 ⇔ 富山間、汽車で往き帰りという、putiローカル線の旅でもあった。

工事中仮設の改札抜け、マリエからシネマ街へ。まずは勢いつけに秋吉へ。
生ビール流し込み、変わらず粒の小さい焼き鳥を弱くなりつつある歯で一気に串から腹へ
まぁこの秋吉も好みの別れる所だろうが、大衆焼き鳥屋としては完全に市民権を得ている。
いつもの飲み食いし、さっと帰る。そんな一人で晩酌の常連さんも多い。
カウンター席の客の回転の速さもこの店の特徴なのだろう。
小さな旅-1006②  

2軒目は今日のお目当て「茶文」。あの桝天さんのお隣り。
店内細かな所まできちんと手が入り小ざっぱり。売りのおでんはなかなか美味かった。
そして、目立たないが、女将さん、やたらと芸能界とかK○Bの女子アナに詳しい、
音楽好きなご主人も交え、一頻りそんな話題で盛り上がった。きんちゃんもう大喜び~
小さな旅-1006③ 小さな旅-1006④

良いも悪いも酔いは回り、気もでかくなり、だば、怪しい奥の世界に行きましょう。
昭和30年代から一代で今もやっているという「コクテール」の戸を開けた
白衣の老紳士がマスター。ピックで氷を割って一杯づつ飲み物を作っておられた
ちょっとおちゃべなのが自分とすればアンマッチだったが、味のあるマスターだった、
よくよく話すと、高校の大先輩(もちろん古き良き旧制中学時代の)だった。
 小さな旅-1006⑤   小さな旅-1006⑥

駅に着いたが、最終一本前の汽車までもまだ30分ちょっとあった・・
突然、あっちゃんがマリエ方面に小走りで走り始めた。えっどーしたん?と二人で追いかけた。
と、次の瞬間3人タクシーに乗っていたからおかしい
タクシーん中で聞いたら、ただらーめん食べたなったがいと
歩いてっても十分汽車に間に合う距離にあるのに、リッチな人はちがうなぁと思った
まぁリッチはリッチだろうが「らーめん食べたい」という気持ちがそうさせたのかも知れない。

こうして、平均年齢55歳男女混合チームの怪しい旅は、ありがちな魚津途中下車もなく、4軒もはしごしてるのに、気がつけば午前様になる前に家に帰還していた。黒部で4軒飲んでたら午前様はまちがいないのに。時間的にはコンパクトながら、情緒味わえたいい旅だった。
この富山駅前シネマ食堂街、登山始めた頃の様に、。。。もうちょっとはまりそうだ。



細蔵山・・・1551m
 
  細蔵山①-100605
                                細蔵山山頂山名板 (山凱会による)

山凱会の方々中心に夏道がつけられた「劔岳、劔北方稜線特設展望台」との噂高き細蔵山に出かけた。以前は伊折から長大な尾根に取りつき、雪に乗り木ノ根山を経由し到るのが最も一般的だったと思われるが、とうとう今まで縁がなかった細蔵山。今回が初登頂となった。馬場島で白萩川、立山川が合流し、さらに小又川が流れ込んだ早月川を左岸から右岸に渡った登山口からそれは始まる。

駐車地点の標高580m。標高1200mまでは、棚・平坦地はほとんどな~い
細蔵山②-100605 細蔵山③-100605 細蔵山④-100605 細蔵山⑤-100605
目の覚めるよな急登で幕は上がり、おっとーきゃー楽やにか~と思いきや、すぐまた急登・急登

僕らがこうして歩けるのも、道をつけてくれた方々の「想い・ご苦労」のおかげ。賛否両論あろうが、よくぞこの様な険しい所に登山道をつけられたものだ。「なんやねんこの急坂は~」と思うと同時に、そんなこと考えてると心が熱くもなった。感謝の気持ちを持って、一歩一歩粛々と登らせていただいた。

標高1200m、登山道上ではあるが、切りの良い展望台的場所で大息ついた。「苦あれば楽あり」とキティちゃんが迎えてくれた(誰が?)。3週間前にもここを歩いている、yamanoutaさんの案内で、幻の大杉拝みに行く。積雪期なら、すぐに目に入るだろうし労せずともさっと行けるだろうが、今回ここ無雪。登山道上からはその存在は目に入らない。おいらのおつむのごとき薄~いヤブに分け入ってほどなく、それは天空を突くように、すばらしい存在感で鎮座。ぼくらの前にその全容を惜しげもなく現してくれた。幹周りを測ると、女性の胸元の高さで周囲12mあった。一見必見の価値あり。その上に眺望良ければ劔岳も拝める。ピークに拘らなければ、この夏道、ここまで登るだけでも十分楽しめる。
                  細蔵山⑥-100605

と、今回は山頂を目指します。時折、ほんの時折ですが、残雪に乗り、最低鞍部を通過し、登頂への一本道、ただただ標高差300m弱をがまんの登り。そして山頂に到った。
 細蔵山⑦-100605  細蔵山⑧-100605  細蔵山⑨-100605

少しお酒いただき、手前の味気ない弁当に、絹ちゃんの美味しいスパゲティもいただいた
あー天国天国。あーまんぞくまんぞく~ 
無風の穏やかな山頂で、気がついたら40分ほど 昼ねも楽しんでまった~り
 細蔵山⑩-100605  細蔵山⑪-100605

この夏道、1200mからの下山道がまたとびっきりいい。吹き上げてくる川風がすんごく気持ちいい。それも時折ではなく頻繁に吹き上げてくるからたまらない。人一倍(正確には3倍)汗かきな自分でも、汗ほとんどかかず快適に下れた。これには参った、参るほど、とても気持ちが良かった。
 細蔵山⑫-100605


劔岳、そして北方稜線はその姿を全くと言って良いほど今回見せてはくれず、いわばこの山での「いっちゃんいい思い」を味わえなかったのだが、「話すも、話さずとも」気心の知れた、そして昔話も語れるハレルヤ縮少メンバーで 「静かな山に静かに分け入った」今回の細蔵山。 良かった。
案内役 yamanoutaさん、そして、同行の伸ちゃん絹ちゃん、さんきゅうでした。また遊んでね。
帰りは御用達金太郎温泉で、じっくり1時間半、足腰膝の動作確認とメンテナンスを施し帰宅。



朝日岳方面偵察山行 -小屋にてそして下山偏
 
 下がる-100530(日)
        偵察隊下がる
          … 前朝日岳を巻き劔岳を見ながらは、この時期ならではのルート工作
            ガスられ視界失うと、ここから先ややこしくなる。そうなったとしても
            最近神器のよにもて囃されるGPSなしでも、地形を読めなければいけない。

【2日目:5/29(土)】 北又小屋 → 朝日小屋(朝日平…標高2150m)…つづき 5名

標高を上げ朝日小屋(標高2150m)に着き、一通りの作業、点検作業を終え、ガソリンも回って来た頃、気がつくと、シャバの“街の灯り”を眺める事はできなかったものの、眼下に広がる雲海と落日の夕景が僕らの心を癒してくれた。すばらしかった。夕日は撮らない方なのだが、この日は無意識にシャッターを切っていたほどだった。

小屋の回りにて、小屋の回りから
 朝日神社-100529(土)  朝日平①-100529(土)夕  朝日平②-100529(土)夕
 朝日神社から朝日岳           朝日平の様子
     雷鳥くん①-100529(土)  雷鳥くん②-100529(土)
     番でいた。縄張り主張。少しモードだった、邪魔してごめんね。

           雲上夕景①-100529(土)  雲上夕景②-100529(土)
                静かな落日に ちゃむいけど、うっと~りだった


【3日目:5/30(日)】 朝日小屋 → 北又小屋 → 小川温泉 5名

5時過ぎ、ストーブ2つ点け、一度外に出る。晴れた日の山の朝の空気は格別にうま~い
ヨネさんのおにぎりをカレーライスにし、チャシュー入りミニカップメンで朝食、コーヒー付だ
他に、トマトジュースやカップ焼きそばなどもあった。

男、何想ふ。。。-100530(日)早朝  白馬岳、旭岳-100530(日)早朝  偵察隊下山直前に-100530(日)
  男、早朝に何想ふ。。。           白馬岳、旭岳        偵察隊小屋前にて

          前朝日中腹より劔岳方面-100530(日)  5合目まで無事帰る-100530(日)
                 圧観、劔岳見参        5合目まで戻り来る


偵察隊は無事北又小屋に下山し、そして小川温泉に戻った。任務を果たし無事帰還した。2週間後の小屋開け、4週間後の山開き(登山会)に向け、現場のさまざまな情報収集をすることが出来た。有意義な登山だった。

山も数々あれど、手つかずの大自然広がる北ア北端に位置する朝日岳(標高2418m)界隈。高山植物の豊富さも一級な山域です。お気に入りの頃に何度も歩くも良し、またいろんな季節に足を運んでみるもまた良しです。一度ならず幾度も訪れてみてはいかがでしょう。どのルートから入られても比較的ロングな道のりですが、自分のペースから十分に余裕を持った計画を立てられ、ゆっくりゆっくり歩を進めれば必ず着きます。そして辛くてもそれに耐えて登り来た時、そこには「とびっきり美味い食事」に「ふっかふかな布団」そして「飾らない温かな人情」が迎えてくれるものと思います、身も心もきっと満たされるものと思います。